女子プロトーナメントでプロキャディのほろ苦い思い出（ゴルフ）

27年3月20日　こんにちは、代表の岩井です。
　
今日はプロのトーナメントの話です。
　
今から１８年くらい前ですか、那須小川レディーストーナメントという
　
女子プロゴルファーの試合がありました。
　
私は18年前にキャディをやっただけでトーナメント自体は20回続いた
　
歴史あるトーナメントです。確か当時、優勝賞金1000万円以上ありましたから。
　
もうこのトーナメントが無くなってから10数年なりますね。
　
なぜプロのキャディをやったかというと那須小川ゴルフクラブのメンバーだったからです（笑）
　
ここの専属キャディ、周辺のキャディ、ここと他の研修生をかき集めて、それでも足らないと
　
メンバーが招集されます。私なんかよく分からずも招集されて軽い気持ちで行ったのが
　
地獄の始まりでした(+_+)
　
相手は百戦錬磨のプロです、ＴＶで毎週見てる華やかな世界にぶち込まれる感じ。
　
そうキャディの素人なのにそんなの関係ない！！この場所にいる限りはプロキャディなんです。
　
私が担当するプロに会って数分で腹を決めました。ただ何となくやったら殺されると！！
　
当時は軽量バックなどあるはずもなく、重量級のバックにカッパや着替えや食べ物が満載。
　
オモッ！！ハンパない！！ゆうに２０ｋｇはあるのでは？？そのバックを担いで
　
アップダウンの激しい那須小川を担いでキャディをしました。
　
ＴＶ中継がハンパない数！！ハッキリ言って完全に場違いな場所にいる私。。。
　
重くてヘロヘロになってプロのラインを踏んで怒られる私。
　
それでも後半になってくると何となく勝手が分かってきたぞ！！
　
怒られる数も減っていき、今度は微妙なラインを私に聞いてくるし！！
　
あんたが分からないのを俺が分かるか！！！と心の中で叫びながらヤマ勘で
　
教えるも当然違っていてまた怒られる私。
　
ムカッとしながらも、プロの調子が上がるように必死に努力していたら
　
上がってきました調子が！！！よし少し機嫌が良くなってきたぞ（笑）
　
雨男の私はドンンドン強くなる雨とプロに怒られるのに疲れ果てた時に
　
豪雨のため中断。激しい雨でクラブハウスに待機。
　
おお福島アキコがいる！不動裕里がいる！！服部道子がいる！！と感動しながら
　
私のおっかない安井純子プロにグダグダ言われながらいる私。
　
今と違って女子でも職人プロが沢山いる時代でした。安井プロはまさに職人でした！！
　
結局、2日目も豪雨で途中中止で1日目のスコアで予選通過ラインが発表されて
　
1打足りずに予選落ち。もう怒られないで済む安堵感とどうせなら決勝で少しでも
　
上位にいってもらいたい気持ちと半々のまま終戦。
　
いやあ、いかに普段気の抜けた生活をしているのかプロの試合に出て実感しました。
　
プロは負けたら終わりですから後が無い、だから気迫がある。
　
私は普段から負けたらもう一回！って生活をしてるのだもの
　
死ぬ気でキャディをやらなきゃ勤まらないですよね！！
　
キツかったけどこの2日間はいまだに鮮明に覚えているほどの経験でした。
　
今は教育委員長でしっかりと気迫を受け継いでいますよ、安井プロ！！
　
また怒られたい！！

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