中国古典　論語（礼と忠）　9月15日

28年9月15日　こんにちは、代表の岩井です。
　
夜、時間が空いた時に論語を読んで勉強していますが
　
奥が深くてなかなか読み進めません。
　
しかし心に響く言葉が沢山あります。
　
今回の論語は自分の立場に対する戒めになっています。
　
「君(きみ)は臣(しん)を使うに禮(れい)を以(もつ)てし、臣は君に事(つか)ふるに忠(ちゅう)を以てすと」
　
分かりやすく訳すと、君主（社長や上司）は臣下（部下）に礼儀正しく接し、臣下（部下）は
　
君主（社長や上司）に対して誠心誠意の真心を込めて仕えなければならない。
　
今時の話に置き換えれば、みんなの前で上司が部下を罵倒してる場面があるとします。
　
良い気持のする部下はいません。そんな上司は部下から反発や怨みを買う事になります。
　
部下のためを思って注意をするなら、立場的には上位にある上司とて
　
最低限の礼儀をわきまえなければいけない。そういう戒めです。
　
対して部下は嘘偽りのない心を持って接する。
　
上司は「礼儀」、部下は「忠誠心」を持てば理想的な信頼関係が築けると
　
孔子は単純明快に言っています。
　
立場が上だからと勘違いして礼儀もわきまえない態度は絶対にしないようにします。
　
また部下は嘘偽りのない心や態度で行動しないと信用されません。
　
お互いの信頼関係をしっかり築きあげたいものですね！

• 
•