ABS（アンチロックブレーキシステム）7月22日

28年7月22日　こんにちは、元メカニックの岩井です。
　
今日はABSのお話です。
　
実際にABSを作動させた事の無い方も多数おられると思います。
　
・ABS非装着車は急ブレーキを踏むとタイヤがロックする。
　
①ロックすると制動距離が長くなる・・タイヤのゴムと路面の摩擦のみで
タイヤの回転を落とす事が出来ない状態
　
②ハンドルを切っても曲がらない・・タイヤがロックして滑っているので
ハンドルの操作が不能。タイヤが回転していなければ方向を変える事は出来ない。
　
・ABS装着車はタイヤがロックしたらブレーキを緩め、ロックしていない状態では
フルブレーキの繰り返しを自動的に行う。
　
ABSが作動した時の感覚は、ペダルが連続的に強い力で押し返してくる（自動的ポンピングブレーキ）
　
「グングン、グングン」と不快な音とペダルの押し返しが作動している証拠です。
　
そのままブレーキを踏みこんだままABSを作動させていればタイヤはロックしないので
　
方向転換が出来ます。ブレーキの振動にビックリしてペダルを放さないようにしましょう！
　
ABSは元々、飛行機で採用されて、自動車にも広がってきたみたいです、
　
あの大きい飛行機に開発されたのか！と考えると成る程と納得しますよね。
　
あくまでもABS作動は緊急事態の危険を避ける行為なので
　
安全運転を心掛けたいですね(^O^)

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