岩井自動車商会とオートパーツ・イワイの社長による本音ブログ。廃車買取から宇都宮を中心としたおすすめ情報まで、不定期発信いたします。
タイヤ交換の時期(スリップサイン)6月7日
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28年6月7日 こんにちは、元メカニックの岩井です。
今日はタイヤのお話です。
普段、何げなく使ってる車も消耗部品は走行距離と
経年劣化によって状態が悪くなります。
特にゴムで出来ているタイヤは走行距離が少なくても
年数で劣化してきます。タイヤが硬くなったり、ひび割れが
出てきたら交換をお勧めします。
今回はタイヤが摩耗してきて、どの位が交換時期なのか?という話です。
タイヤには法律で決められた使用限度を示すサイン・・・
サマータイヤはスリップサイン、スタッドレスタイヤはプラットホームという
安全確保の為の使用基準が設けられています。
タイヤのサイド部にスリップサイン(プラットホーム)表示矢印が周上6か所あり
矢印の先を辿ると溝と溝の間に1段高くなってる所があり、
それがスリップサイン(プラットホーム)となります。
サマータイヤの場合は1.6mmの高さです(使用限度も1.6mm)
スタッドレスの場合は新品から50%使用するとプラットホームが出てきます。
正直、このサインが出てから交換では危険です。その前に交換することを
お勧めします。
目安はスリップサイン(プラットホーム)の高さとタイヤの溝の高さが一緒になったら使用限度に
達した事になります。
サマータイヤの場合は溝が減ってくると雨天時の水捌けが悪くなり
タイヤと路面の間に水が溢れてタイヤのグリップが低下して危険です。
また路面上の突起物等にも弱くなり、走行中にバーストの危険性もあります。
私のお客様で、もうすぐ交換ですね!と話していた矢先に高速に乗ったらバーストした
苦い経験もあります。そろそろと思った時が交換時期なんだとつくづく思いました。
スタッドレスでプラットホームサインが出た場合はブレーキ制動力の悪化、
スリップの原因にも繋がります。
月に1度の点検をお勧めいたします。
車と路面の唯一の接点はタイヤだけです。
何気なく乗らずにしっかり点検して、安全に運転したいものですね(^O^)