岩井自動車商会とオートパーツ・イワイの社長による本音ブログ。廃車買取から宇都宮を中心としたおすすめ情報まで、不定期発信いたします。
冷却水の交換時期 5月24日
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28年5月24日 こんにちは、元メカニックの岩井です(笑)
今日は車の冷却水のお話です。
冷却水はLLC(ロングライフクーラント)とも呼ばれていて
エンジン内部を冷却する液体です。色味は赤や緑があります。
LLCの役割は凍結防止、沸点の上昇、防錆、防泡などです。
冷却水が劣化するとオーバーヒートの原因やエンジン内部・ラジエータ内部の
錆びの原因になりエンジンにダメージを与えます。
冬場は冷却水が凍結してエンジンに大ダメージを与える可能性もあります。
交換時期として2年に1回 車検の時期に点検・交換していれば問題ないと思います。
冷却水の種類によっては長期間使用可能の物(スーパークーラント10年10万km使用可)も
あるので自分の車がどの種類のクーラントを使っているのか知っておくことも大切です。
夏場に劣化が原因でオーバーヒートを起こして止まっている車を見かけますよね。
私がまだバリバリのメカニックだった頃、
真夏にクーラントを入れずに水のみ入れて実験して乗ってました。
そんな簡単にオーバーヒートする訳ないと。
でも間もなくオーバーヒートしました(笑)
エンジンルームから白い湯気で前が見えなくなるので要注意ですよ!!
いくら真夏でもこんなに反応良くオーバーヒートならないでしょ!!と思ってましたが
後に原因が分かりました。
実は硬水である井戸水を入れていたんです。硬水は湯垢が強烈に付着するらしく
すぐにラジエータ内部に目詰まりを起こさせたみたいです。
クーラントと共に入れる水は必ず軟水(水道水)を使用してくださいね!!
点検・交換は信頼のおける車屋さんに診てもらうのがベストです!
クーラントって甘ーい香りがします。たまにエンジンルームから甘い香りがする事ないですか?
そうです、あの鼻につく甘い香りです(笑)
クーラント、、実際に舐めても甘いんです!
その昔は見た目で判断が付かない場合は舐めて甘ければ使用可、
甘みが無ければ要交換の目安にした事もありました。
勿論、やらないでくださいね、毒性が指摘されてますから。
私は昔、舐めちゃったよ。
古き良き時代は何でもアリだったから今思うと怖い事を普通にやってましたね。
だって誰も分からないんですから(笑)